こちらの書籍は中古での販売です。
角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
----------------------------------------------------
フランス料理に携わる人間でなくてもパリといえば美食や高級フランス料理のイメージが強いのではないだろうか。
フランスにおいてもパリは他の地方とはまったく異なった文化を持っている。
この書籍はパリのレストラン、それも間違いなくグランメゾンと呼ぶべき36の店が掲載されている。恐らくパリのhaute cuisineと聞いて浮かぶレストランはほぼすべて掲載されているのではないだろうか。
Grand Véfour グラン・ヴェフール、Meurice ムーリス、Kei ケイ、Passage 53 パッサージュ 53、L'Ambroisie ランブロワジー、Tour d'Argent トゥール・ダルジャン、L'Arpege アルページュ、Le Cinq ル・サンク、Taillevent タイユヴァン、一部の名だけでも圧巻だ。
もちろん料理やルセットも載っているが、あくまで中心となっているのはレストラン。
1区から順に各レストランの歴史やシェフについて、そして料理やレストランの写真とレシピが掲載されている。
フランス料理に取り組む人間にとって憧れの地の一つでもあるパリ。
そのパリの偉大なレストランを巡っているような、ゲストとしての心地よさと恍惚、働く者としての駆り立て胸が熱くなるような1冊になっている。
Édition: La Martiniere 社
376ページ
フランス語
2013年刊行
サイズ:縦 29.5cm×横 22.5cm×幅 3cm
ISBN: 978-2-7324-5655-3