こちらの書籍は中古での販売です。
本の帯がなく、角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
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2003年度のCoupe du monde de la pâtisserieで世界一の座に輝き、MOFの称号も得ているパティシエ Angelo Musa アンジェロ・ミュザ。
パリを代表するパラス・ホテルのHôtel Plaza Athénée オテル・プラザ・アテネでエクゼクティブ・シェフ・パティシエを務めている。
今作は彼の歩んできた道のりを伝記という形で記したものだ。
情熱、勤勉、野心、忍耐、向上、共有、伝統、様々な逆境に直面しながらも静かに燃える熱意で最高峰まで上り詰めた彼が心に持ち続けている想いが綴られている。
またその時の感情を表すように、間あいだに象徴的なパティスリーが紹介されている。
彼にパティスリーという道を示してくれたClaude Bourguignon クロード・ブルギニョンの記憶とタルト・ショコラ、Pascal Caffet パスカル・カフェとチョコレートの大会を思い起こすヴァニーユ・ショコラのアントルメ、MOFのコンクールとブリオッシュ・フイユテなど、美しいパティスリーが物語に華を添える。
ルセットの数は25点と少なめだが、彼が如何にして世界最高峰のパティシエと成り得たのか、また彼が何を大切にし信じ続けているのかが分かる1冊になっている。
Édition: La Martiniere社
231ページ
フランス語
2019年
サイズ:縦 23cm×横 17cm×幅 2cm
ISBN: 9782732491431