フランスの伝統菓子であるマカロン。
日本では2003年頃から注目を集め、2005年にPierre Hermé ピエール・エルメのブティックが青山にオープンしたことでさらに人気が集まった。現在では多くのパティスリーで色とりどりのマカロンが並んでいる。
韓国ではマカロンが独自の進化を遂げていることは多くの方がご存じだろう。
一般的なマカロンと比べてクリームなどのセンターの部分が多く、太っているマカロンを意味するトゥントゥンハン マカロンからトゥンカロンと呼ばれ韓国好きの若者から高い人気を誇っている。
今作はBellouet Conseil Paris ベルエ・コンセイユ・パリやソウル・ナカムラアカデミーでお菓子を学び、自身のベーキング・スタジオ、MONIQUE ATELIER モニーク・アトリエをオープンした김동희 キム・ドンヒによるマカロン作りの全てが詰まった書籍だ。
丁寧な理論と体系的な解説で非常に分かりやすくマカロンの作り方が示されており、失敗なく作ることができるのはもちろん、44点のレシピはどれも独創的で自由なものになっている。
マカロンの完成度をより高めることのできる1冊。
edition: turning point 社
292ページ
韓国語
2020年刊行
サイズ:縦 25.5cm×横 19cm×幅 2cm
ISBN: 9791161340845