現代フランス料理を作りあげた、Paul Bocuse ポール・ボキューズ。
彼なくして今ほどのフランス料理の発展はなかっただろう。
2018年1月26日に執り行われた彼の葬儀には非常に多くの料理人や関係者が集った。
これも単に彼の人柄や彼の功績によるのだろう。
今作は彼の足跡や人生、人となりが分かる書籍だ。
La Mère Brazier ラ・メール・ブラジエでの修業時代からLa Pyramide ラ・ピラミッドのFernand Point フェルナン・ポワン、Jean Troisgros ジャン・トロワグロにMichel Troisgros ミシェル・トロワグロ、Alain Chapel アラン・シャペルにRoger Verge ロジェ・ヴェルジェ、辻 静雄、Gaston Lenotre ガストン・ルノートルなど伝説的な人物との関わりが記されている。
アントナン・カレームからオーギュスト・エスコフィエへ、ユージェニー・ブラジエからフェルナン・ポワンへ、確実にその意思を継いできたポール・ボキューズ。
彼の人生そのものが詰まった1冊になっている。
édition: Glenat 社
208ページ
フランス語
2014年刊行
サイズ:縦 23.5cm×横 19.5cm×幅 1.5cm
ISBN:978-2-344-00283-4