サンペレグリノ主催の世界ベストレストラン50にランクインし、アジアベストレストラン50では3位に選ばれるなど、世界のトップ・シェフに登りつめたAndré Chiang アンドレ・チャン。
生まれは台湾、幼少期は日本で過ごしたそうだ。
母から料理を習っていたが、本格的にフランス料理を学びたいと思い、フランスへと渡る。
まったくフランス語も分からず、短期間でアジアに帰るつもりだったそうだが、気がつけば15年近くをフランスで過ごしていたそうだ。
その間にはLe Jardin des Sensを筆頭にLa Maison Troisgros、L'Atelier de Joël Robuchon、Restaurant Pierre Gagnaireといった最高峰のレストランで経験を積んでいる。
その後、インド洋に浮かぶセーシェル共和国という土地での勤務を経てシンガポールにたどり着く。
2010年に自身の名を冠したレストランをオープン、瞬く間に人気を呼び、シンガポール随一との名高いレストランになった。
彼の料理の哲学はこの書籍のタイトルでもある"Octo-philosophy"である。
"pure, salt, artisan, south, texture, unique, memory and terroir"
彼の料理はOcto、つまり先の8つの要素によって構成されている。
フランス料理をベースにしながらも、まったくフランス料理とは違った、アンドレ・チャンにしかできない料理、Octo-philosophyをご覧頂きたい。
Publisher: PHAIDON 社
304ページ
フランス語
2016年刊行
サイズ:縦 29.5cm×横 22.5cm×幅 3cm
ISBN: 978-0-7148-7203-2