カプリ島にあるCapri Palace Hotel カプリ・パレス・ホテルのシェフ、Oliver Glowig オリヴァー・クロウィグの物語は一生に渡る料理への情熱だ。
ドイツで生まれながらもイタリアという土地の食材や香り、そして妻への大きな愛が彼の心をイタリア人にしたという。
イタリアに到着して初めて勤務したのはカプリ島のGrand Hotel Quisisana グランド・ホテル・クイジサーナ。
世界で最も有名なイタリア人シェフとしても知られるGualtiero Marchesi グアルティエーロ・マルケージと共に働いたそう。
その後ミュンヘンのRistorante Acquarello リストランテ アクアレッロで一ツ星を獲得、カプリ島のCapri Palace Hotel カプリ・パレス・ホテルでは僅か数年でミシュラン二ツ星を獲得した。
地中海の伝統や味と香り、そして食材の品質への探求が彼の料理の特徴だ。
この書籍でもカプリ島の見事な景色と共に鮮やかでエネルギッシュな料理が多数掲載されている。
カプリ島はもちろん、イタリア料理そのものの魅力を見出すことができる1冊だ。
Editore : Gribaudo社
2009年刊行
220ページ
イタリア語
サイズ:縦 35.5cm×横 25.5cm×幅 2.5cm
ISBN : 9788879067508