イタリアを代表する料理の一つであるパスタ。
しかし10年程前まではパスタが高級レストランで供されることは少なかったそうだ。
この書籍は一般的なパスタが高級レストランで他の料理と共に並んでも見劣りしなくなった、進化の過程について記されている。
前半部分ではその歴史や流れ、また現代のシェフ達にとってのパスタについてが言及されており、後半部分ではレシピが紹介されている。
レシピの数は約40点とそこまで多くはないが、Massimo Bottura マッシモ・ボットゥーラやNiko Romito ニコ・ロミート、Davide Scabin ダヴィデ・スカビン、Carlo Cracco カルロ・クラッコといった一流シェフ約40名のパスタが見れるのは非常に楽しい。
今も進化を続けるパスタの一端を垣間見る事が出来る1冊。
Editore : GIUNTI社
2016年刊行
72ページ
イタリア語
サイズ:縦 24.5cm×横 19.5cm×幅 1cm
ISBN : 978-88-09-82807-0