皆様はパヴロヴァというお菓子をご存じだろうか。
イギリスで一般的に食べられているお菓子で、メレンゲを外はカリカリ、中はしっとりと焼き上げ、生クリームとフルーツを飾ったシンプルなデザートだ。
発祥はイギリスではなくオーストラリアかニュージーランドと言われている。
というのもロシアのバレリーナ、Anna Pavlova アンナ・パヴロヴァがオーストラリアとニュージーランドで公演を行った際に作られたとされており、どちらの国も本家を主張しているそう。
フランスでメレンゲの代表的なお菓子といえばムラング・シャンティだろう。
こちらはしっかりと乾燥焼きしたメレンゲにシャンティイを挟んだシンプルなお菓子だ。
今著はパリで2015年にオープンし2017年に2号店をオープンさせた人気パティスリー、La MERINGAIE ラ・メランゲのものになっており、この店を代表するパヴロヴァが多数掲載されている。
鮮やかなフルーツと白くサクサクのメレンゲ、しっとりとしたクリームと美しいコントラストを楽しめるラ・メランゲのパヴロヴァをご覧頂きたい。
Édition: Martiniere 社
128ページ
フランス語
2017年
サイズ:縦 25.5cm×横 19cm×幅 1cm
ISBN: 978-2-7324-8412-9