手つかずの自然が残った国、ノルウェー。
フィヨルドを中心に豊富な魚介が獲れ、その種類は200種以上と言われている。
また単に豊富な魚介が獲れるだけでなく、環境に配慮した養殖の推進や漁業規制は世界的に見ても非常にバランスがとれており、良い漁場のロールモデルとなっている。
今著はそんな北欧の魚介を用いた料理をMichael Feval ミカエル・フェヴァルが紹介している。
かつてPlaza Athéné プラザ・アテネでEric Briffard エリック・ブリファーやSaulieu ソーリューにてBernard Loiseau ベルナール・ロワゾーに師事した彼。
パリの魚介がスペシャリテの店 Antoine アントワーヌでシェフを務め、一ツ星を獲得した。
その後Aix en Provence エクス・アン・プロヴァンスで自身の店をオープンし、そちらの店も一ツ星を獲得している。
今著では10種類の魚介の紹介とそれらを用いたルセット約30点が掲載されている。
雄大な自然と完璧主義者とまで言われるミカエル・フェヴァルによるダイナミックでバランスのとれた料理をご覧頂きたい。
Édition: HINOKI 社
144ページ
フランス語
2010年
サイズ:縦 25cm×横 20cm×幅 1cm
ISBN: 978-2-918790-02-0