Antonino Cannavacciuolo アントニーノ・カンナヴァッチュオーロ。
ナポリの南に位置するVico Equense ヴィーコ・エクエンセという町で生まれたシェフである。
地元のホテル学校を卒業した後、同じく地元であるソレント半島のレストランで最初のレストラン勤務を始めた。その後、インターンシップという形でアルザスのl'Auberge de l'Ill オーベルジュ・ド・リルやBuerehiesel ブリュイーゼルで働いている。
1999年から現在のVilla Crespi ヴィラ・クレスピでシェフを務めている。
オルタ湖を望む美しいムーア風の建物で2012年よりRelais & Châteaux. ルレ・シャトーにも加盟しているホテル・レストランだ。
今回の書籍はイタリア最高峰の料理人であるアントニーノ・カンナヴァッチュオーロによる偉大な料理人になるための心得が記されたもの。
明確な目標を決め、鉄の規律を自分に課す、チームを信頼し自身を犠牲にしてても懸命に働く。常に成長しようとする野心を抱きながらも謙虚さも持たなければならない、という若い料理人からシェフというポジションで働く人まで、ぜひとも心に留めておきたい内容となっている。
後半部分にレシピも少し掲載されているが、何より彼の料理人としての生きざまをご覧いただきたい。
Editore : MONDADORI 社
2017年刊行
120ページ
イタリア語
サイズ:縦 21.5cm×横 14.5cm×幅 1.5cm
ISBN : 9788891813350