イランのかつての国号であったペルシャ。
紀元前550年にできたペルシャ帝国をその起源としており、独自の文化を発展させてきた。
食文化もその一つであり、中東にありながらも辛みの強い香辛料はあまり用いず、料理の中に甘みのある食材を用いるのが一つの特徴だ。
今作はイギリスで活躍するイラン出身のシェフ兼フードライターであるSabrina Ghayour サブリナ・ガユアによる書籍で、家庭的でオリエンタルな料理が約100点掲載されている。
主食となっているのはナンや米であり、果物やハーブをふんだんに使った料理は健康的なものになっている。
メゼからスープ、サラダ、メインにデザートまでイランという国の食文化に触れていただきたい。
édition: Hachette Pratique社
240ページ
フランス語
2016年刊行
サイズ:縦 25.5cm×横 19.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 9782011776198