1872年までその歴史を遡るという老舗店、Prunier プルニエ。
上質な魚介を楽しめるレストランだが、特にキャビアとキャビアを使った料理が有名だ。
現在の16区のヴィクトル・ユーゴ通りにレストランをオープンしたのが1924年。
美しいアール・デコの内装とキャビアの革新的な美食の殿堂として多くの美食家や著名人を魅了し続けてきた。
創業から約150年を迎え、Prunier プルニエは新たな挑戦を始めたという。
まず手始めにレストランの改修を行い、料理の監修にフランスを代表する三ツ星シェフであるYannick Alleno ヤニック・アレノを指名した。伝統は残しつつも新しいPrunier プルニエに生まれ変わったのだ。
今作ではPrunierの美しい写真と共にYannick Alleno ヤニック・アレノによる洗練された料理が掲載されている。
やはり中心となっているのはキャビアをふんだんに使った料理。その中には長年愛されてきたレシピをオマージュした料理も含まれている。
魚介に対する情熱、芸術や創造に対する探求心、伝統への強い愛着を同じとするメゾンとシェフが出会って生まれた新たなPrunierが具現化した1冊。
édition: Glenat社
264ページ
フランス語
2023年刊行
サイズ:縦 32cm×横 24cm×幅 2.5cm
ISBN: 9782344060216