こちらの書籍は中古での販売です。
角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
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パリに存在する最も偉大なホテルの一つ、Hôtel Ritz オテル・リッツ。
ホテル王と呼ばれた César Ritz セザール・リッツとフランス料理の創始者と呼ばれる Auguste Escoffier オーギュスト・エスコフィエ、この二人が夢見た理想のホテルであるオテル・リッツでシェフを務めていたのがMichel Roth ミシェル・ロットである。
Michel Roth ミシェル・ロット、1959年生まれで出身はロレーヌ地方だ。15歳から修業を始め、アルザスのクロコディルやパリのルドワイヤンを経験した後、22歳の時にオテル・リッツでコミとして働いた。そして33歳の時にオテル・リッツのレストラン l’Espadon レスパドンのシェフに就任する。その後一度リッツを離れ、パリの Lasserre ラセールで働くが、2001年にホテルに呼ばれてからシェフとして腕を振るった。
ボキューズ・ドール賞、ミシュラン二つ星、Meilleur Ouvrier de France ( 国家最優秀職人賞 )だけでなく、数々の賞を受賞をしているが、彼の料理は決して派手に飾り立てている訳ではない。非常にバランスのとれた微妙な色合いのコントラストや盛り付けで味も繊細、食事後に食べ疲れのしない料理である。
この本にはホテルの歴史や組織の管理の仕方、セザール・リッツとエスコフィエの出会いの他と共に料理のレシピが冷前菜・温前菜・魚料理・肉料理・デザートの順に記されている。伝統あるホテルの今と昔を識ることのできる貴重な1冊だ。
Édition: Flammarion 社
255ページ
英語
サイズ:縦 32cm×横 25cm×幅 3cm
ISBN: 978-2-08-020079-2