かつてフランス料理において重要なポジションでもあったソーシエ。
現在は専門の部署を置いているところは少ないかと思うが、それでもソースの重要性は変わっていない。
この書籍ではフランス料理の基礎でもあり、重要な存在でもあるソースやフォンをより分かりやすく解説している。
著者はストラスブールのホテル学校で教鞭を執っていたThomas Feller トマス・フェラー。
掲載されているレシピは50点と決して多くはないが、その全てに写真による手順の解説がついている。
火入れとそれに伴うソースの作り方、小さいロットでのフォンのとり方、作ったソースのバリエーションやアレンジ方法など、comme un chefといったタイトルがついているがプロから見ても十分楽しめる内容となっている。
Édition: Hachette 社
224ページ
フランス語
2015年
サイズ:縦 26cm×横 22cm×幅 2cm
ISBN: 978-2-01-396369-5