2014年にオープンし連日満席で賑わっているパリのタパス・バー、A. Noste ア・ノスト。
シェフであるJulien Duboué ジュリアン・ドゥブエの料理はどのようなものなのか。
フランス南西地方出身で若い頃はラグビーに打ち込んでいたそうだ。
料理の世界に興味を持った彼はBiarritz ビアリッツのホテル学校に通う。
学校を卒業すると、同じく南西地方にある二ツ星の名店 Relais de la Poste ルレ・ド・ラ・ポストにてJean Coussan ジャン・クソーに師事する。
パリに移った後も二ツ星のCarré des Feuillants キャレ・ド・フイヤンや三ツ星のGeorge V ジョルジュ・サンクといった一流店で腕を磨き、かつてYannick Alléno ヤニック・アレノも働いたDrouant ドルーアンでシェフを務めた。
そして26歳という若さで独立、2軒に増やしたレストランを一つにしたのがA. Noste ア・ノストだ。
定休日がなく12時から深夜2時まで営業と、客にしては非常に有難い店となっており、1階はタパス・バー、2階はレストランとなっている。
今作でも彼の地元料理でもあるタパスを80点のレシピと共に紹介している。
実力のあるシェフによるガツンとパンチの効いた料理達をぜひご覧頂きたい。
Édition: Alain Ducasse Edition社
276ページ
フランス語
2016年
サイズ:縦 25cm×横 19.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 978-2-84123-865-1