2011年4月26日にパリの11区にオープンしたレストラン、Septime セプティム。
Alain Passard アラン・パッサールやJoël Robuchon ジョエル・ロブションの元で腕を磨いたシェフ、Bertrand Grébaut ベルトラン・グレボーは美食の世界に小さな革命を起こした言われている。
15歳の時からの友人であるThéophile Pourriat テオフィル・プリアと共に自然体で楽しく、本質的で美味しい料理が食べられるレストランを作りたいという思いでオープンしたSeptime セプティムは今や世界中から注目を集める人気レストランとなった。
現在はThe World's 50 Best Restaurantsの常連であるSeptimeの他、Septimeに併設されたワインバー La Cave ラ・カーヴ、魚介専門のビストロ Clamato クラマト、パリ南西のRémalard レマラールにある郊外レストラン D'un île ダン・イルと4つの施設を展開している。
今作は彼の歩んできたこの10年間の集大成とも言える1冊になっており、10年間の中での試行錯誤や疑問点、各店舗ごとの料理やルセットはもちろん生産者や漁師、ワイン生産者、ゲスト達との出会いや友情までSeptimeを形作るあらゆる事象が記されている。
料理のインスピレーションの源からその哲学まで、Bertrand Grébaut ベルトラン・グレボーという人物をより深く知ることができる1冊。
édition: Phaidon 社
368ページ
フランス語
2021年刊行
サイズ:縦 29cm×横 25cm×幅 3cm
ISBN: 9781838662196