フランス人が表現する香りの一つにsous-bois スーボワというものがある。
直訳すると森の下だが、イメージとしては森の中の少し湿った空気の中、落ち葉や枯れ草をよけた時の土やキノコなどが混ざり合った匂いが近いのかも知れない。
秋が訪れるとそれらのイメージが強くなり、テーブルにはジビエが並び始める。
日本でも食欲の秋と言うが、フランスでも秋から冬にかけては美味しい食材や料理が多くなってくるようだ。
今著は秋冬の美食を代表するジビエなど、様々な肉をシンプルでより美味しく食べるための方法が記されている。
テリーヌ、パテ、トゥルト、リエットといった滋味深いルセット50点はフランスのビストロやテーブルを飾り、人々を結びつける。
フランス料理の神髄とも言える様々なテリーヌをご覧頂きたい。
Édition: GERFAUT 社
140ページ
フランス語
2018年
サイズ:縦 25cm×横 18.5cm×幅 1.5cm
ISBN: 978-2-35191-185-3