世界中のトップ・レストランには自家菜園が併設されていることが少なくない。
自身で育てた野菜やハーブ、フルーツを収穫してすぐに料理として供する事ができるのは大きなメリットだ。
都心部では難しい部分もあるが、屋上などのスペースを活用し自家菜園を作っているシェフもいる。
今著は世界各国で菜園を活用している約40名のシェフによるレシピや、彼らと菜園との関わり方が記されている。
登場するシェフはスペインのAndoni Luis Aduritz アンドーニ・ルイス・アドリツやEneko Atxa エネコ・アチャ、イタリアのEnrico Crippa エンリコ・クリッパ、Niko Romito ニコ・ロミート、フランスのSebastien Bras セバスチャン・ブラス、Mauro Colagreco マウロ・コラグレコ、Alexandre Gautier アレクサンドル・ゴーティエ、Michel Troisgros ミシェル・トロワグロ、その他にもPeter Gilmore ピーター・ギルモア、Magnus Nilsson マグナス・ニルソンなど各国を代表するような人物ばかり。
レシピは1人1点と比較的少なめだが、彼らの菜園や食材そのもに対する情熱を感じられる1冊になっている。
料理人なら誰もが憧れる自家菜園がより魅力的に感じられる1冊。
edition: PHAIDON 社
256ページ
英語
2019年刊行
サイズ:縦 27.5cm×横 21.5cm×幅 2cm
ISBN: 9780714878225