料理を作る上で最も重要な要素の一つである食材。
新鮮でバラエティ豊か、色鮮やかで香りの強い南仏の食材はテリーヌを作るのにも非常に適しているようだ。
この書籍では南仏の食材を用いたテリーヌが野菜、魚介、肉とジビエ、デザートのチャプターにわかれて約100点掲載されている。
パプリカに詰めたカネロニのテリーヌ、帆立とアーティチョークとフォアグラのテリーヌ、鶏肉とオリーブとバジルのパテ・ショー、鳩のテリーヌ トリュフ風味、カマルグ産の米のテリーヌ オレンジ風味など、確かにどこか南フランスのニュアンスを感じられる。
料理写真は少なめだが、南仏の風景や空気をより身近に感じることができる写真が多数収められている。
太陽のテリーヌというタイトルにふさわしい1冊。
Édition: equinoxe社
208ページ
フランス語
2009年刊行
サイズ:縦 16.5cm×横 16.5cm×幅 2cm
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