こちらの書籍は中古での販売です。
角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
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フランスで高視聴率を誇る料理番組 MasterChef マスター・シェフ。
その審査員を務める女性シェフ Amandine Chaignot アマンディーヌ・シェニヨとはどんな人物なのか。
1979年にイル・ド・フランスのオルセーに生まれる。
19歳の時まで彼女は薬学部に所属していたそうだ。10代前半からアプランティ(見習い)などでキッチンに入る事が多いフランスではかなり遅いスタートではないだろうか。
大学の講義中に自分の進路に疑問を持ち、薬に携わる家系だったにも関わらずその道を選ばず勇気を持ってキッチンへと飛び込んだのである。
初めてコックコートを着た当初は本当に大変だったと語るが、元々食べる事が好きで祖母の料理を手伝っていたり、オート・キュイジーヌの神秘に惹かれた彼女はより情熱的に料理にのめり込むようになる。
その後の彼女の経歴は料理人なら誰もが羨むのではないだろうか。
メゾン・プルニエ、プラザ・アテネ、ホテル・ブリストル、リッツ・ロンドン、ホテル・ムーリス、ホテル・クリヨンを経て、凱旋門近くの5ツ星ホテル・ラファエルにてシェフ・キュイジニエールとなった。
ベルナール・ルプランス、アラン・デュカス、ジャン=フランソワ・ピエージュ、エリック・フレション、ヤニック・アレノという名立たるシェフ達の動き、技術、感覚の全てが今の自分の料理を形作っているという。
自身の料理を通して幸せを分けあいたいと語る彼女の料理は率直であり、活き活きとしている。
Photographies: Richard Haughton
édition: Chêne 社
288ページ
フランス語
2014年刊行
ハードカバー
サイズ:縦 28cm×横 21.5cm×幅 3cm
ISBN: 978-2-81230-855-0