毎号スペインの最新のガストロノミーがアートのように美しい写真で掲載されているApicius アピシウス。
ディレクターであるJavi Antoja de la Rosaが"今までのアピシウスの中で最も横断的な1冊"と語っているように、コンセプトも料理も大きく異なる5つのレストランの仕事を紹介している。
登場するのはアルマンサの二ツ星レストラン、Maralbaマラルバ、エル・プエルト・デ・サンタ・マリアにある地元の食材と独創的な料理で有名なTohqa トーカ、カサス=イバーニェスにある発酵食品も活用する一つ星レストラン Oba- オバ、自家製のシャルキュトリーを使い、破壊的なコンセントと評されるバルセロナのUltramarinos Marín ウルトラマリノス・マリン、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのTiemar ティエマールは独学でありながらも知的で奥深いフュージョン料理でベストオープニング賞も獲得したレストランだ。
それぞれはまったく異なったレストランだが、独自の道を歩み続けることで美食の最高峰に辿り着いた点は共通している。
彼らの世界観にぜひとも触れていただきたい。
Publicación : Montagud 社
212ページ
2022年刊行
スペイン語、英語 併記
サイズ:縦 29cm×横 21cm×幅 1.5cm
ISSN: 1697-5138