『Cook it Raw』
恐らく今最も世界で注目を浴びているイベント、メンバーだろう。2009年の国際会議をきっかけにスタートしたこのイベントは自然との共生をテーマに掲げている。
まず驚くべきはそのメンバー達だ。世界各国から素晴らしいシェフが集まった。
スペイン 【アルバート・アドリア、キケ・ダコスタ】
フランス【パスカル・バルボ、イナキ・エズピタルト】
イタリア【ダヴィデ・スカビン、マッシモ・ボットゥーラ】
日本【成澤由浩、久保田一郎】
北欧【レネ・レゼピ、マグナス・ニルソン】
アメリカ【ダニエル・パターソン、デイビット・チャン】
南米【マウロ・コラグレコ、アレックス・アタラ】
このメンバー以外にも各国の有名シェフが十数名参加し、世界各国を回りながら各地の文化や食材に触れ、そこから料理を作り出し、それを通じて世界へメッセージを発信した。
そのメッセージこそがこの本のタイトルでもある『Cook it Raw』だ。(Raw=生の、未加工の)
この『Cook it Raw』は4カ国に渡って行われた。各国のテーマは以下の通り。
[?] Denmark: NATURE : Zero energy cooking
[?] Finland : COLLABORATION : Cooking in the wild
[?] Italy : CREATIVITY : Chef versus winter
[?] Japan : FUTURE : Avant-garde meets tradition
Publisher: PHAIDON 社
208ページ
英語
2013年刊行
ハードカバー
サイズ:縦 29cm×横 25.5cm ×幅 2.5cm
ISBN: 978-0-7148-6549-2