卵、牛乳、砂糖、小麦粉があれば簡単に作れるお菓子、クレープ生地。
この本は世界中で愛されるこのクレープやワッフルについてのものだ。
比較的新しいお菓子かと思う方もいるかも知れないが、その歴史は古い。
クレープの起源はフランス・ブルターニュ地方。元々は中世の頃から食べられていた蕎麦粉を使ったガレットという料理だったが、19世紀頃から現在の小麦粉ベースのものが広がっていった。
ワッフルもその起源は15世紀頃と言われている。
どちらも原型が誕生してから何百年も経っているにも関わらず、今なお愛されているのはやはり簡単で尚且つ美味しいというのが大きな理由だろう。
この本には約80点のレシピが掲載されており、非常にバラエティに富んでいる。
基本のクレープやワッフルはもちろんシュクレ・サレ、パンケーキやトルティーヤ、ワッフルコーン、カイザーシュマーレンやコンフィチュールまでと、見ているだけで楽しくなってくるような内容だ。
Zabert sandmann 社
144ページ
ドイツ語
2014年刊行
サイズ:縦 25.5cm×横19.5cm×幅 1cm
ISBN: 978-3-89883-457-5