スペイン発の製菓雑誌、Dulcypas ドゥルシーパス。
登場するのは世界各国のトップ・パティシエやブーランジェだ。
雑誌と書籍の中間にあたるモックと呼ばれるもので、年間6冊刊行されている。
今号は”Reinvéntate y anda”、自分自身の改革というテーマとなっている。
前回に続きコロナ禍の影響で外出自粛を余儀なくされている現在、売上が落ちた、人が来なくなったという人々がするべきことは自分自身の改革ではないだろうか。
雑誌の内容としてはクラシックとモダンの融合、トレンドを掴んでいるのは平均的なシェフより10歳程若い女性達だということで多くの女性パティシエが登場する。
カカオバリーのアンバサダーも務めるNina Tarasova ニーナ・タラソヴァによるミルフイユの再構築、ソウルのパティシエでエクレアの書籍も出版したYun Eunyoung ユン・ユニョンなど話題のパティシエが中心となっている。
彼らがどのように自分を磨き、高みを目指しているかが感じられる1冊。
édition: dulcypas 社
138ページ
スペイン語
2020年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 22cm×幅 1cm
ISSN:0212-7725