スペイン発の製菓雑誌、Dulcypas ドゥルシーパス。
登場するのは世界各国のトップ・パティシエやブーランジェだ。
雑誌と書籍の中間にあたるモックと呼ばれるもので、年間6冊刊行されている。
今号はのテーマは"Llega la más salada"、直訳すると塩辛いものがやってくるという意味だが、甘いだけではない様々な種類のペストリーが掲載されている。
バルセロナの製菓学校 EPGBに務めるJose Romero ホセ・ロメロによるベーグル、アメリカでModernist Cuisineのプロジェクトに携わっているFrancisco Migoya フランシスコ・ミゴヤのバオなども含まれている。
brioche relleno de rabo de toro y curry オックステールとカレーを詰めたブリオッシュ、pastel de cangrejos de río クレイフィッシュパイとトマトのカヌレなど"bocados en la frontera" 境目の軽食と題されたコーナーでは独創的なメニューが載っており面白い。
もちろんそれ以外のバルセロナのチーズケーキ専門店、JONCAKEのケーキやCHOCOLATE ACADEMY チョコレート・アカデミーのAlbert Davi アルベルト・ダヴィのケーキなど通常の甘いレシピもぜひご覧いただきたい。
édition: dulcypas 社
194ページ
スペイン語
2021年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 22cm×幅 1cm
ISSN:0212-7725