スイス南西部、レマン湖畔に位置する美しい都市であるLausanne ロ-ザンヌ。
国際オリンピック委員会の本部や世界一のホテル学校と名高いEcole hôtelière de Lausanne エコール・オテリエ・ド・ローザンヌなどもある国際都市だ。
この書籍の著者であるEric Godot エリック・ゴドはローザンヌの病院、Clinique de La Source クリニック・ド・ラ・ソースのシェフを務めている。
病院のシェフというのはどういう事かと思うかも知れない。
普段は患者のために料理を作っているのだが、病院に週に二日間だけオープンするLa Table d’hôtes Source des Saveurs ラ・ターブル・ドート・ソース・デ・サヴールというレストランがあり、そこでは1日10名までのゲストを迎え料理を供している。
病院の料理と侮ってはいけない。
彼はパリの三ツ星レストランLasserre ラセールやJoël Robuchon ジョエル・ロブションなどで腕を磨いた人物で、その料理は星付きレストランを比べても見劣りしない。
病院のディレクターであるMichel R. Walther ミシェル・R・ヴァルター曰く"量さえ気をつけていれば病院でもフォアグラを食べる事ができる"との事。
健康的でありながらもガストロノミックで食の喜びに満ちた料理をご覧頂きたい。
Publisher: FAVRE 社
194ページ
フランス語
2008年刊行
サイズ:縦 29cm×横 23cm×幅 2cm
ISBN: 978-2-8289-1009-9