サンフランシスコの美食が集うミッション地区に常に行列の絶えない店がある。
名はflour+water フラワー+ウォーター、シェフを務めるのがThomas Mcnaughton トーマス・マクノートンだ。
トーマス・マクノートンは1983年生まれの若手シェフ。
10代の頃にカントリークラブの皿洗いとして働いた後にコックとして勤務、その際に料理への情熱が目覚めたそうだ。
その後フランス料理店での勤務やニュー・ヨークにある料理学校 The Culinary Institute of Americaの卒業などを経て、サンフランシスコにある二ツ星イタリアン・レストランのQuince クインスにてスーシェフを務める。
また、ヨーロッパを旅する間にイタリアの調理法にさらに惹かれ、Bruno e Franco ブルーノ・エ・フランコというボローニャにある、加工肉や手打ちパスタを販売する店で様々な調理法を学んだ。
この書籍では彼のパスタ作りへの情熱が遺憾なく表現されている。
基本の生地作りから四季に合わせたパスタまで、手打ちパスタの魅力を最大限に引き出しており、とても興味深い内容となっている。
Appleの元CEO、スティーブ・ジョブズが訪れた際も満席で入れず、そのまま帰ったという人気店のパスタを是非ご覧頂きたい。
Publisher:TEN SPEED PRESS社
262ページ
英語
2014年刊行
サイズ:縦 26cm×横 22.5cm×幅 3cm
ISBN:978-1-60774-470-2