こちらの商品は中古での販売となっております。
表紙や角に傷みがありますが中の状態は良好です。
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今作の著者はFrédérick Ernestine Grasser Hermé フレデリック・エルネスティン・グラッセ・エルメという女性だ。
彼女のことを知っているという方はフランスのレストランの裏側に詳しい人物ではないだろうか。
英語が話せないにも関わらずイギリス系の映画雑誌ディレクターや広告業界で活躍するなど、何より退屈を嫌い、常に挑戦を続ける彼女。カンヌでAlain Ducasse アラン・デュカスの料理を食べた時の衝撃が忘れられず何度もアラン・デュカスと働きたいとアプローチしたそう。
その後モナコのLe Louis XV ル・ルイ・キャンーズでアラン・デュカスのために料理を作る専属料理人になったというから驚きだ。
それから食の世界にのめり込むようになり、Joel Robuchon ジョエル・ロブションとの出会いやPierre Hermé ピエール・エルメとの結婚などを経て現在は食に関するアートディレクターや出版などクリエテイティブな活躍を続けている。
今著には料理のレシピと共に彼女が生きてきた時間や見てきた世界が記されている。
彼女の感性を通して伝えられるそれらはまるでドラマのよう。偉大な料理人のすぐそばで多くを吸収した彼女の世界を感じることができる1冊。
édition: Alain Ducasse edition 社
375ページ
フランス語
2011年刊行
サイズ:縦 25cm×横 19.5cm×幅 3.5cm
ISBN: 9782841233380