かつてフランスの植民地であったアルジェリア。
北アフリカの先住民であるベルベル人やトルコ、アラブ、フランスといった国々の文化が加わり多彩な食文化が形成されている。
野菜、クスクスやブリックやパン、羊肉といったものが中心となっており、Rechta リシタというアルジェリア特有の細いパスタのようなものもある。
デザートもバクラヴァといったナッツやオレンジの花の水を使ったものが多い。
人気炭酸飲料であるオランジーナも1936年にフランス系アルジェリア人が最初に発売したものがフランスで広まったというのも面白い。
この書籍は23歳までアルジェリアで育ったSherazade Laoudedj シェラザド・ラウデジュによるもの。アルジェリアの伝統的な家庭料理をシンプルでアクセシブルな形で仕上げられている。
本物のアルジェリアの家庭料理を身近に感じる事が出来る1冊。
Édition: SOLAR社
136ページ
フランス語
2017年
サイズ:縦 25cm×横 19cm×幅 1.5cm
ISBN: 978-2-263-15007-4