Josean Alija ホセアン・アリハ、1978年生まれの若きシェフだ。
14歳の時から料理学校へ通い、17歳の頃からEl Bulli エル・ブジで修業を始める。そしてフェラン・アドリアの元で研鑽を積み、僅か20歳でグッゲンハイム美術館のレストランのシェフとして迎えられるのだ。
若い頃からその才能を十二分に発揮し、数多の賞を獲得してきた。ベスト・ヤング・シェフ(2000)、ベスト・インターナショナル・シェフ(2009)、コンセプチュアル・イノベーション・アワード(2010)など数え上げればキリがない。かのポール・ボキューズでさえ彼の人生で出会った最も優れた料理人の一人だと太鼓判を押したほどだ。
彼の料理のスタイルは素材そのもののアロマ・テクスチュア・フレーバーを最大限活かした自然主義的でありながら、それでいてアヴァン・ギャルドである。
この本の中で彼の料理が野菜(黒ラディッシュ,玉葱,トマト,etc)、エッセンス(茸,フォアグラ,パスタ,etc)、スイート(桃,マカロン,苺,etc)というカテゴリで掲載されている。小さい書籍だが非常に内容の濃い1冊だ。英語、スペイン語が両表記なのもありがたい。
Publicación : Montagud 社
201ページ
スペイン語・英語 両表記
2013年刊行
サイズ:縦 21.5cm×横 15.5cm×幅 1cm
ISBN: 978-84-7212-147-8