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世界に多大な影響を与えている北欧一帯のノルディック・キュジーヌ。
そのノルディック・キュジーヌの立役者と言っても良いのがこの書籍の著者Claus Meyer クラウス・マイヤーだ。
北欧の料理に大きな注目が集まるきっかけとなった事といえば、やはりRene Redzepi レネ・レゼピ率いるNOMA ノーマが世界ベストレストラン50の第一位に選ばれた事だろう。
その影にクラウス・マイヤーの多大な努力があった事はあまり知られていない。
北欧料理が注目を集めたのを、ここ5年ぐらいの話ではないだろうか。
しかし彼は北欧全体の食文化の発展を願い、2004年11月18日にはもう既に12人の北欧のシェフとマニフェストを結んだ。
もちろんそこにはレネ・レゼピの名前もある。
そこには”その土地の生産物を敬い、純粋、新鮮、シンプルさを表現する”といった10の公約が記されている。
この書籍にはクラウス・マイヤーが信念を持って発信しつづけてきた北欧料理が載っている。
季節ごとに手に入る食材を使った1年分のレシピと、その食材ついての解説などにも言及しており、北欧料理の原点を垣間見ることが出来る1冊になっている。
Publisher: Octopus Publishing 社
256ページ
英語
2016年刊行
サイズ:縦 25cm×横 19.5cm×幅 3cm
ISBN:978-1-78472-162-6