こちらの書籍は中古での販売です。
角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
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世界的にも有名なファッションブランドの一つ「KENZO」、創業者の高田賢三のお抱え料理人として働いていたのがこの書籍の著者でもある中山豊光だ。
熊本県出身の彼は大阪の辻調理師技術専門学校を卒業した後、神戸の伝説的レストランとも言われるジャン・ムーランに務めた後、フランスへ渡る。
フランスでは、ロワール地方ソローニュのオーベルジュで勤務した後にパリへより高いレベルのレストランでの仕事を探しに移った。
しかし、三ツ星のレストランでの仕事を探したがなかなか上手くいかず、パリの日本料理伊勢にて働き始める。
日本料理の経験がほとんどなく、非常に大変だったとの事だ。
だが6年間ひたむきに働き、日本料理を学んだ彼は高田賢三の専属料理人にならないかという言葉を頂く。日本への帰国や色々な事で悩んだそうだが、その申し入れを受けた。
7年間の勤務の後、2009年に晴れて自身の店「Restaurant TOYO」をオープンさせた。
今なお日本人、フランス人問わず、多くの食通から注目されているレストランだ。
彼の料理はフランス料理であり、日本料理でもある。
非常に形容しがたいのだが、どちらかに縛られることなく非常に自由な発想で料理が作られている。だからこそ日本人にとってもフランス人にとっても新鮮なのではないだろうか。
高田賢三は彼の料理を"フランス料理でもなく、日本料理でもない。しかし、常にその料理はシンプルであり、軽く、そしてエレガントだ"と評している。
édition: Hachette 社
276ページ
フランス語
2014年刊行
サイズ:縦 27.5cm×横 21.5cm×幅 3cm
ISBN:978-2-01-231504-4