ヴェネト州生まれのシェフ、Carlo Cracco カルロ・クラッコ。
イタリア版マスターシェフでパーソナリティを務めるなどイタリアで絶大な人気を誇る人物だ。
ホテル学校を卒業した後、料理の道へと進む。
ミラノのレストランでGUALTIERO MARCHESI ガルティエロ・マルケージに師事した事が人生のターニングポイントだったと語っている。
プロヴァンス地方やフランスでの勤務を経験した後、名店 Enoteca Pinchiorri エノテカ・ピンキオーリでシェフを務める。
さらに上を目指すカルロ・クラッコはその後もロンバルディア州やピエモンテ州でも仕事をしている。
ミラノの高級食材店であるPeck ペックから声が掛かり、オープンした自身のレストラン Cracco Peck クラッコで現在もシェフを務めている。
彼の料理のスタイルは決して奇抜なものではなく質の高いシンプルな素材を好んで使っている。それでいて美味しく驚きがあるのは上を目指す彼の飽くなき向上心によるものなのだろう。
Editore : GIUNTI 社
2006年初版 2013年刊行
187ページ
イタリア語
サイズ:縦 23.5cm×横 19.5cm×幅 2cm
ISBN : 978-88-097-8316-4