日本にもファンも多い女性シェフ Anne-Sophie Pic アンヌ=ソフィ・ピック。
三ツ星レストランのシェフであり、スイスやパリにも店舗をオープンさせた人気シェフだ。
ロンドンにオープンしたLa Dame de Pic ラ・ダム・ド・ピックは2018年度のミシュランで一ツ星も獲得している。
今著は今までの他の書籍や所謂レシピブックとは違ったスタイルをとっている。
2015年に行われた取り組みで、様々な分野で活躍するアーティストとの対談を通じ、そこから得たインスピレーションや感覚を元に料理の本質を見返しているのだ。
対談を行っているのは関口涼子 (詩人)、Michael Onfray ミカエル・オンフレ (哲学者)、Stéphane Bureaux ステファン・ビュロー (デザイナー)、Alexandre Gauthier アレクサンドル・ゴーティエ (料理人)、Francis Kurkdjian フランシス・クルジャン (調香師)、Pascal Ory パスカル・オリー (歴史家)という各分野のスペシャリストばかり。
彼らとの対話を通じてアンヌ=ソフィ・ピックが何を感じ、またそれらを如何にして料理に反映させたのか。
トップシェフの思考を探ることのできる1冊になっている。
Édition: MENU FRETIN 社
192ページ
フランス語
2015年
サイズ:縦 27.5cm×横 18.5cm×幅 1.5cm
ISBN: 978-2-917008-89-8