父の跡を継ぎ、パティスリーをオープンさせたのが僅か19歳の時。1994年にはMOF(国家最優秀職人賞)を獲得、2003年からはMeilleurs Ouvriers de France Pâtissiersの理事長を務めるPhilippe Urraca フィリップ・ウラカ。
パリのパティスリー界の大御所と言っていいだろう。
それでいて彼自身は"生地に手を置くのが好き"だと公言するほどお菓子を愛している。
2014年にパリでオープンしたパティスリーにも Profiterole Chérie プロフィットロール "シェリー" と名付けてしまうほどだ。
また彼は若手の育成にも非常に力を入れており、自身の知識がそれに役立つのならと献身している。
今作も彼の莫大な知識が500ページという大判の書籍でありながらも、3000枚を超える写真で分かりやすく解説されている。
お菓子を作るという事の楽しさが詰まった1冊。
édition: Chêne 社
504ページ
フランス語
2016年刊行
サイズ:縦 27.5cm×横 24cm×幅 5cm
ISBN:978-2-81231-405-6