パリのSemilla セミージャやFreddy's フレディーズ、Fish フィッシュといった人気レストランの料理も監修しているMOFのEric Trochon エリック・トロション。
料理学校のFERRANDI フェランディで講師もしており、丸の内にeric'S by Eric Trochon エリックス・バイ・エリック・トロションというビストロをオープンした事も記憶に新しい。
今著では彼によるpas à pas パザパ、ソース作りのノウハウが詰め込まれている。
500ページという大判の書籍と3000枚を超える写真で手順が分かりやすく解説されている。
マヨネーズからベシャメル、クレーム・アングレーズやシャンティまで何世代にも渡って受け継がれてきた伝統的なものからコンテンポラリーなものまで、バラエティに富んだソースを学ぶ事ができる。
後半部分ではそれらを使った比較的クラシカルなルセットが掲載されている。
書籍のキーワードが情熱、継承、創造であるよう、プロからアマチュアまで楽しめる内容になっている。
フランス料理の伝統とも言うべき1冊。
édition: Chêne 社
504ページ
フランス語
2018年刊行
サイズ:縦 27.5cm×横 24cm×幅 5cm
ISBN:978-2-81231-810-8