飴細工の世界でその名を知らない人はいない巨匠、Stéphane Klein ステファン・クライン。
MOFを目指すシェフまでもが彼に飴細工を習いに来るそう。
小さい頃はイラストレーターになりたかったそうだが、家族で営むパティスリーで働き始めた際にYves Thuriès イヴ・チュリエスの百科事典に出会い、飴細工の魅力にとりつかれた。
次第にコンクールのチャンピオンになりたいと思うようになり、最初に出場したコンクールでファイナリストに選ばれるという見事な成績を残している。
常に情熱を持ち飴細工に取り組む彼は色々なところからそのインスピレーションを得ているそう。
日本で生け花を学んだ経験も彼の作品に活かされているという。
彼の4作目の書籍にあたる今作はイマージネーションがテーマとなっており、虫の世界や魚の世界、アリス、サファリ、白雪姫など非常にユニークなピエスモンテが多数掲載されている。またそれに伴って40以上のテクニックも解説されている。
言語もフランス語はもちろん、英語、スペイン語、イタリア語、日本語と5ヶ国語が記載されており分かりやすい。
飴細工のイメージをより膨らませることができるテクニックとインスピレーションを得ることができる1冊。
Édition: Atelier Klein社
353ページ
フランス語・英語・スペイン語・イタリア語・日本語 併記
2011年刊行
サイズ:縦 34.5cm×横 24.5cm×幅 3.5cm
ISBN: 9782953010510