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経年劣化や角に傷みなどがありますが中の状態はおおむね良好です。
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フランスで最も古い三ツ星レストランの一つであるAuberge de l’Ill オーベルジュ・ド・リル。
その歴史は1882年にまで遡る。
現在シェフを務めるMarc Haeberlin マルク・エーベルランの曽祖父が購入したカフェのついた小さなホテル L’Arbre Vert ラルブル・ヴェールがその始まりだ。
第二次世界大戦の戦火により1945年にラルブル・ヴェールは破壊されてしまったが、新たにAuberge de l’Ill オーベルジュ・ド・リルとして再建築し、祖父からPaul Haeberlin ポール・エーベルランがレストランを受け継いだ。アルザスだけでなくパリでも腕を磨いたポール・エーベルランは1967年にミシュラン三ツ星を獲得、2019年に二ツ星になるまで51年もの間三ツ星を保持した。
今著は1992年に出版されたもので、Auberge de l’Ill オーベルジュ・ド・リルの料理がスープ、ソース、前菜、魚介、甲殻類、肉・内臓、家禽、野禽、野菜、デザートと計200点以上掲載されている。
写真の数こそ多くないが、古典的なアルザスのガストロノミーな料理を多数知ることができる。
温故知新を感じられる素晴らしい1冊。
Édition: Flammarion 社
240ページ
フランス語
1992年
サイズ:縦 27cm×横 18.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 9782082005098