こちらの書籍は中古での販売です。
角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
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日本を含めたアジアからアメリカ、南米に東欧、北欧といったヨーロッパ圏まで世界中で食べられているジャガイモ。
原産は南米のアンデス山脈といわれており、日本には1600年頃伝わったそうだ。
比較的冷涼な気候でも育ち、痩せている地でも他の食物に比べて収穫が多いという事で多くの飢餓から人々を救ってきた。
日本では副菜や具材として使われることが多いが、欧米では主食としても用いられる。
この本ではパリの三ツ星シェフであるフレデリック・アントンが多様なジャガイモの調理法やレシピを紹介している。
内容としてはポタージュ、サラダ、ガルニチュール、クリエーション、グラタン、ラグー、フライとなっており、約100点のレシピが掲載されている。
日本人にとって馴染みの深いジャガバターのようなものから流石三ツ星と思える美しい料理まで、幅広い料理が載っている。
焼いてよし、蒸してよし、揚げてよし、茹でてよし、それでいて比較的安価で美味しく、しかも食べ応えもある。
三ツ星シェフの腕も勿論そうだが、じゃが芋という食材の懐の深さも識る事のできる貴重な1冊だ。
édition: Chêne 社
304ページ
フランス語
2012年刊行
サイズ:縦 25.5cm×横 20.5cm×幅 3cm
ISBN:978-2-81230-677-8