こちらの書籍は中古での販売です。
角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
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『タルト』と一口に言ってもその種類やバリエーションは様々だ。
パート・シュクレ、いわゆるタルト生地にクリームやフルーツなどをのせたものをタルトと呼ぶが、現在はそれに留まらない。
タルト・シュクレからタルト・サレ、生地もパート・シュクレ以外にもパート・ブリゼ、パート・フイユテ、パート・サブレまで、さらに上に何をのせるかでその可能性は無限に広がるのではないだろうか。
日本ではタルトと言えばお菓子のイメージが強いが、惣菜としてのタルトも是非ご覧頂きたい。
香ばしく焼いた生地にベーコン、卵、チーズ、生クリームなどを加えて作るキッシュ・ロレーヌなどはタルト・サレの代表格だが、使う素材は非常にシンプル。それでいて多少日持ちもするし、冷えていても温めても美味しいのだから人気があるのも頷ける。
この本では約100点のレシピが載っており、タルト・サレとタルト・シュクレが半々ずつとなっている。
確かに見た目は他の料理やデザートに比べると地味だが、それを補って余りある美味しさがあるタルト。
是非色々作ってみて頂きたい。
édition: Chêne 社
288ページ
フランス語
2013年刊行
サイズ:縦 25.5cm×横 20.5cm×幅 3cm
ISBN:978-2-81230-678-5