かつてのバターやクリームをふんだんに使った重いフランス料理からの脱却を目指した Bernard Loiseau ベルナール・ロワゾー。
"cuisine à l'eau"という水の料理と称される調理法で注目を集めた。
今なお世界中でその意思を継ぐ料理が提供されている。
この本にはそんな彼が、愛する妻や子供たちのために作った、食べ応えがあり、それでいて健康的な料理達が掲載されている。
写真こそ載っていないが、この本に載っている料理はベルナール・ロワゾーがおばあちゃんから学んだという、本当のフランスの家庭料理だ。
スープ・オードブル・サラダ・卵料理・魚料理・肉料理・パスタ・米・野菜料理・デザートといった構成になっている。
オゼイユのスープ、ルブロションのキッシュ、ウフ・ミモザ、サーモンのグジョネット、ブフ・ブルギニョンやシュブルイユ・オ・コワン、グラン・マルニエのスフレといった、クラシックな料理達が約140点程載っている。
若い世代の料理人にも是非見て頂きたい、古き良きフランス料理の1冊。
édition: Albin Michel 社
フランス語
1997年刊行
サイズ:縦 22cm×横 17cm×幅 2.5cm
ISBN:978-2-226-09457-5