こちらの書籍は中古での販売です。
角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
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パリのお菓子の代表と言っても過言ではないマカロン。
そしてマカロンを販売するパリのパティスリーの代表と言えばLadurée ラデュレではないだろうか。
1862年創業、女性達が訪れるサロン・ド・テを作った事やマカロンの間にクリームを挟んだマカロン・パリジャンを作るなどパティスリーそのものを発展させてきたラデュレ。
現在も世界中でパティスリーを展開しており、化粧品やギフトなども幅広く手掛けている。
今作はラデュレによるチョコレートの書籍となっている。
といっても中心になっているのはレシピではなく、フランスにおけるチョコレートの歴史だ。
前半部分ではチョコレートがいかにフランスに入ってきたか、そしてどのように王侯貴族に愛されてきたかが当時の絵画や磁器と共に紹介されている。
後半部分には自宅で作れるパティスリーという形でチョコレートを使ったルセットが掲載されている。
美しい装丁と多数の絵画や磁器が掲載されているのでアートブックのようだが、しっかりとチョコレートのエスプリが詰まった1冊だ。
édition: CHENE社 社
288ページ
フランス語
2013年刊行
サイズ:縦 21cm×横 21cm×幅 3cm
ISBN:978-2-81231-148-2