Saint-Jean-de-Luz サン・ジャン・ド・リュズ、Hendaye アンダイエ、Ainhoa アイノア、スペインとの国境近くに位置するバスク地方の中心で、その伝統を守り続けている。
フランスの中でもまた違った食文化を持っており、魚介や淡水魚、塩鱈、肉や燻製肉、豆などが多く用いられる。
沿岸部や内陸部でも異なった表情を見る事ができるのも面白い。
今作はバスクで活躍する20名のシェフによる、テロワールの特徴が出ている料理が掲載された書籍だ。
Piperade ピペラード、Axoa d’Espelette アショア・デスプレット、Txangurro チャングロ、Gâteau basque ガトー・バスク、などクラシックなものからそれらをベースに現代的にアレンジしたものまで70点以上のルセットが掲載されている。
情熱的な農家や畜産家といった人々との繋がりを大切にし、地元の素材を尊重しながら作る彼らの料理はバスク地方そのものの美しさや力強さに満ちている。
ぜひこの書籍を通じてバスクのグルメを散策して頂きたい。
Édition: hachette社
272ページ
フランス語
2018年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 23.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 978-2-017059547