かつてBellouet conseil ベルエ・コンセイユ、Lenôtre ルノートル、école nationale de la Pâtisserie エコール・ナショナル・ド・ラ・パティスリーといったフランス国内の著名な製菓学校やアメリカの製菓学校で講師を務めたStéphane Glacier ステファン・グラシエ。
2000年にパティシエとしてMeilleur ouvrier de Franceを獲得、2006年にはパティスリー世界大会、Pâtisserie championne du monde (WPTC) でコーチとしてフランスチームを率い見事優勝を果たした。
現在は自身の製菓学校とパティスリーの他、書籍と雑誌の出版やコンサルタントなどを行っている。
今作は彼が出版した書籍の中のTradition et Gourmandisesというシリーズの一つで、ミルフイユをテーマにしたものだ。
ザクザクとした食感とバターの香り、伝統的なフランス菓子でありながら今なお愛されているミルフイユ。
今著では基本となるフイユタージュ作りのテクニックやコツなどと共にレシピが掲載されている。
キャラメル風味のミルフイユ、レモンと苺のミルフイユ、バラとフランボワーズのミルフイユ、ピスタチオとグリオットのミルフイユなど、間違いなく美味しいであろう作品が並ぶ。
MOFパティシエによるフランス菓子の真髄を感じることができる1冊。
édition: Stephane Glacier 社
56ページ
フランス語
2019年刊行
サイズ:縦 24cm×横 20.5cm×幅 1cm
ISBN: 9782953727593