リヨンから車で約3時間、サンボネ・ル・フロワという町に世界中から美食家が集まる老舗レストランがある。
その名はRegis et Jaques Marcon レジス・エ・ジャック・マルコン。
人口僅か220人の町に毎日100人以上のお客が来店するそうだ。
その土地で採れる食材を使い、人気を博しているこのレストラン。
父のレジス・マルコンとその息子ジャック・マルコンがシェフを務めている。
キノコの魔術師と称されるレジス・マルコンによる料理は世界中のシェフからも称賛を浴びている。だが、彼は決してキノコだけに特化している訳ではない。その土地々々で採れる全ての食材に精通しているのだ。
前々作のCHAMPIGNONSや前作のHERBESに続き、今著では穀物や豆類が中心になっている。
レンズ豆、ヒヨコ豆、小豆、空豆、白いんげん豆、キヌア、アマランサス、オート麦、大麦、スペルト麦など計65種の穀物と豆類の紹介の他、それらを使ったルセット110点も掲載されている。
紹介されているのは朝食、スープ、前菜、サラダ、魚介類、肉と家禽、クリエイティビティ、デザートなどそれぞれのタイプごとに食材の特性を活かした料理ばかり。
ハーブやキノコに留まらず、さらにその知識を深めているRegis Marcon レジス・マルコンの知識を共有できる1冊。
édition: matinière 社
416ページ
フランス語
2016年刊行
サイズ:縦 29cm×横 23cm×幅 3.5cm
ISBN:978-2-7324-6731-3