パリとリヨンにある料理と製菓の学校 l'Atelier des Sensの講師も務めるMélanie Dupuis メラニー・デピュイ。
以前出版されたLE GRAND MANUEL DU PATISSIERはフランスで8万冊を売り上げたベストセラーになり、日本語版も出版された。
今作はその料理版にあたる。
星付きレストランで供されるような豪華な料理ではないが、フランス料理を作るにあたって欠かすことのできない基礎的なものから応用まで幅広い内容になっている。
前作と同じくその料理の構成やテクニックやコツなどが写真で分かりやすく解説されている。
掲載されているレシピは約40点のベースと約60点の料理、計100点近い。
Couliboac クーリビヤック、Sole meunière 舌平目のムニエル、Blanquette de veau ブランケット・ド・ヴォー、Boeuf en croute au foie gras 牛肉とフォアグラのアン・クルート、Magret sauce bigarade 鴨のオレンジソースなどこれぞフランス料理といったルセットばかり。
クリエイティブな料理を見たい方には向かないかもしれないが、基礎を大切にしたい方にはぜひ読んで頂きたい1冊。
édition: MARABOUT 社
288ページ
フランス語
2015年刊行
サイズ:縦 33.5cm×横 25.5cm×幅 3cm
ISBN:978-2-501-10517-0