ドイツにあるホテル・レストランでジビエ販売所でもあるJagdhaus Rech ヤクトハウス・リッヒ。
今作はJagdhaus Rech ヤクトハウス・リッヒのシェフ Markus Bitzen マルクス・ビッツェンによる書籍、Bock auf Wildのフランス語版にあたる。
ハンターとして猟にも出かけるMarkus Bitzen マルクス・ビッツェンだが、常に動物達に敬意を払い持続可能な狩猟を心がけているそう。
また、彼にとっては狩猟で得た全ての部位が素晴らしいものであり、鼻から尾まで全体を活用することが重要だと語っている。
書籍の内容としてはジビエの選び方や保管方法といった知識や、ジビエの種類ではなく部位ごとにチャプター分けされたルセットが掲載されている。
メインとして用いているのは鹿と猪だが、鵞鳥、雉、兎などを使ったルセットも載っている。
シンプルにステーキや煮込みにしたもの、ラヴィオリやシュー・ファルシにしたもの、猪の肝臓や腎臓、舌などの部位を使ったものなどバラエティ豊か。
冬の醍醐味であるジビエ料理の選択肢が拡がる1冊。
Édition: La Artemis 社
176ページ
フランス語
2019年
サイズ:縦 26.5cm×横 21.5cm×幅 1cm
ISBN: 9782816015430