フランス南西部出身のシェフ、Cyril Lignac シリル・リニャック。
故郷であるミディ=ピレネーで見習い期間を過ごした後、パリではArpège アルページュにてAlain Passard アラン・パッサールに師事した。
その後もLe Jardin des Sens ジャルダン・デ・サンスでJacques et Laurent Pourcel ジャック&ローラン・プルセル、Pierre Hermé ピエール・エルメのパティスリーやla Grande Cascade ラ・グラン・カスケードでAlain Ducasse アラン・デュカスに師事するなど名立たるシェフの元で経験を積んだ人物だ。
今回の書籍はコロナ禍の影響もありなかなか外出できないなかで、自宅でも美味しい料理を食べたいという人々のリクエストにCyril Lignac シリル・リニャックが応えたものの第3弾にあたる。
海老とココナッツのスープカレー、ツナとオリーブのトマトリゾット、チリコンカン、ボロネーゼソースのロール・ピザ、ファラフェルとタヒニのソース、鱸の塩窯焼き ヴィエルジュソース、ペッシュ・メルバなどシンプルなものからエスニックなものまで面白いラインナップとなっている。
日常の料理をより楽しい一皿にかえることができる1冊だ。
édition: Martiniere 社
112ページ
フランス語
2020年刊行
サイズ:縦 24cm×横 17cm×幅 1cm
ISBN: 9782732497143