フランス南西部出身のシェフ、Cyril Lignac シリル・リニャック。
故郷であるミディ=ピレネーで見習い期間を過ごした後、パリではArpège アルページュにてAlain Passard アラン・パッサールに師事した。
その後もLe Jardin des Sens ジャルダン・デ・サンスでJacques et Laurent Pourcel ジャック&ローラン・プルセル、Pierre Hermé ピエール・エルメのパティスリーやla Grande Cascade ラ・グラン・カスケードでAlain Ducasse アラン・デュカスに師事するなど名立たるシェフの元で経験を積んだ人物だ。
今著は彼がシェフを務めるビストロ、Le Chardenoux ル・シャルドヌーの料理をまとめたもの。
Le Chardenoux ル・シャルドヌーはシリル・リニャックが1908年創業の老舗ビストロを引き継いだ店で、アールヌーヴォーの雰囲気を感じながら伝統的なものを再構築したビストロ料理を楽しむことができる。
この書籍でもアントレ、プラ、デセールと40点以上のルセットが掲載されており、メインの料理の一部には合わせるべきオススメのワインなども示されている。何より誠実で本物の料理を大切にしているシリル・リニャックらしいビストロ料理を楽しんでいただきたい。
edition: Hachette Pratique社
128ページ
フランス語
2023年刊行
サイズ:縦 27cm×横 21cm×幅 1.5cm
ISBN: 9782017240044