フランス南西部出身のシェフ、Cyril Lignac シリル・リニャック。
故郷であるミディ=ピレネーで見習い期間を過ごした後、パリではArpège アルページュにてAlain Passard アラン・パッサールに師事した。
その後もLe Jardin des Sens ジャルダン・デ・サンスでJacques et Laurent Pourcel ジャック&ローラン・プルセル、Pierre Hermé ピエール・エルメのパティスリーやla Grande Cascade ラ・グラン・カスケードでAlain Ducasse アラン・デュカスに師事するなど名立たるシェフの元で経験を積んだ人物だ。
今回の書籍はコロナ禍の影響もありなかなか外出できないなかで、自宅でも美味しい料理を食べたいという人々のリクエストにCyril Lignac シリル・リニャックが応えたものの第5弾だ。
今回は全編にわたってお菓子が掲載されたものになっている。
日常的にお菓子を作る家庭は少ないかと思うが、たとえシンプルなものでもお菓子があるだけで食事のアクセントになるはずだ。
掲載されているのはチョコレートとバナナのパンケーキ、赤いフルーツのティラミス、フォンダン・ショコラ、ケーク・オ・シトロン、バニラとトンカ豆のクレーム・ブリュレ、アプリコットとバニラのチーズケーキなどクラシックなものからCyril Lignac シリル・リニャックのアイデアが活かされたものまで様々。
毎日の食事をより楽しい時間にすることができる1冊だ。
édition: Martiniere 社
112ページ
フランス語
2021年刊行
サイズ:縦 24cm×横 17cm×幅 1cm
ISBN: 9792732499406